王政復古の大号令は失敗した!

幕末*維新150年

王政復古の大号令とは西郷隆盛大久保利通岩倉具視が起こした軍事クーデターで、明治天皇を頂点とする新政府が樹立。
徳川慶喜に辞官納地を要求。

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慶喜は京都二条城から大坂城に下る。
大坂城慶喜は、徳川幕藩体制の継続を主張。
新政府との対決を示します。
また、大坂城に米、英、仏、蘭、伊、普6カ国の公使を召集させ、内政不干渉と徳川幕府の外交権維持を認めさせる。

さらに各諸藩から新政府側に、慶喜に対する辞官納地は厳しすぎるとして、大幅な譲歩を求められ、新政府側はこれに屈します。

朝廷側からも、徳川幕藩体制の大政の委任を認める内容の書状も残っており、岩倉、西郷が企てた王政復古の大号令は完全な失敗した。

学校教育では「官軍教育」的なかたちで王政復古の大号令は成功した!と僕もそう習ってました。
しかし、歴史を学ぶにつれて、これまで学んだ歴史は勝者から見た歴史であり、真の歴史とは全く違っていることを、改めて感じた。

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